開催報告: デジタル・クラウド人材育成分科会 – クリスマススペシャルイベント(2021/12/13)

アクセンチュア株式会社の青柳雅之と秋元良太です。

 

2021年12月13日に実施された、 Jagu’e’r (Japan Google Cloud Usergroup for Enterprise) デジタル・クラウド人材育成分科会クリスマススペシャル 開催レポートをお届けします。🎄

 

本イベントでは、2021年のデジタル・クラウド人材育成分科会における活動の集大成として、豪華3本立てで開催しました。Jagu’e’r では初めてクロスボーダーな講演セッションを設けたほか、通常のイベントでは話す機会が十分に取れていなかった参加者同士の交流を目指した歓談タイムを設けました。🎅

  1. Special Talk Session from Germany
    • 海外における Google Cloud の活用を知るチャンス!
    • ゲストスピーカー: Brian Rooney (Bauer Media Group)
  2. Christmas Special Quiz Derby(クイズ大会)
    • 参加賞あり&上位入賞者には特別グッズ進呈!
  3. Jagu’e’r Virtual Christmas Party(歓談)
    • ブレイクアウトセッションによる大交流会!
  4. Closing: Jagu’e’rの未来 デジタルクラウド人材育成分科会の未来

1. Google Cloud in Germany

クリスマス特別企画第一弾として、ドイツより現地のGoogle Cloud エンジニアをゲストスピーカーとして迎えました。ゲストスピーカーは、Brian Rooney (Bauer Media Group)です。Brian のキャリアとドイツにおけるGoogle Cloudの活用事例について語っていただきました。

 

Brianは分科会運営リード秋元のオランダ留学時代の友人ですが、大学院で修めた統計に関する豊富な知見をベースに、ドイツでクラウドエンジニア/データエンジニアとして活躍されていました! クリスマススペシャルということで「特別なことをしたい!」とアイデアを練っていたところ、BrianLinkedInを見つけて打診しました。たまたま領域が近かったのですが、旧知の友人がそれぞれの場所で活躍している様子を聞くと嬉しくなるものですね。

Brianはドイツ在住のアメリカ人です。エンジニアとしてキャリアをはじめ、マーケティングテクノロジーのスタートアップにおけるデータエンジニアでした。その後2年間、コンサルティングファームでスキルを高めたのち、現在に至るまでBauer Media Groupにてマーケティングテクノロジー領域の専門家、リードデータエンジニアとしてデータプラットフォーム構築に携わっています。BrianGoogle Cloud Certfified Professional Data EngineerProfessional Cloud Architectの資格を保持しています。

(Brian発表より抜粋)

Brianの刺激的な講演後にQAセッションを設けましたが、ドイツにおける学習・スキルアップの考え方や、クラウド活用の現場に関する質問で大いに盛り上がりました。やり取りからも国柄、文化の違いなどが垣間見える瞬間もありました。参加者の皆さまにとっても、日頃、海外で活躍するエンジニアとディスカッションできる機会は多くないと思います。非日常なクリスマススペシャルセッションを楽しんでいただけていましたら、幸いです。

 

Brianからもコメントを頂戴しました。

私のDACHマーケット(ドイツ語圏)におけるGoogle Cloudでの経験を日本の皆さまと共有できて大変嬉しかったです。また将来もこのような機会を通じて、さらなるアイデアの交換ができることを楽しみにしています。(筆者訳)

2. Christmas Special Quiz Derby (クイズ大会)

Brianのセッションの後には、お待ちかねクイズ大会です。Google Cloudにまつわるクイズが10問出題されます。正解するとポイントが獲得できますが、早く回答するとさらに高いポイントを獲得できます。上位の回答者には景品が贈呈されます。

 

なかなか難しい問題が多かったですが、上位入賞の皆さまおめでとうございます!🎉

個人的には、以下の質問が秀逸でした。(正解が気になった皆さまはググってみてください)

サンタさんが暮らす国に、1番近い google datacenter はどれ?

  1. Hamana, finland
  2. Fredericia, Denmark
  3. Dublin, Ireland
  4. Eemshaven, Netherlands

(クイズ解説スライドより抜粋)

3. Jagu’e’r Virtual Christmas Party(歓談)

Brianのセッションとクイズ大会で盛り上がった参加者一同ですが、気づいたら20分ほど時間が押している!ということで、歓談をショートバージョンで実施しました。5~6人のブレイクアウトセッションにて、各企業様におけるクラウドに関連する取り組みや、Google Cloudを担当することになった参加者さまの来歴などをお伺いしました。なかなか想像もつかないような歴史をお聞きすることができ、総じて参加者アンケートからも好評をいただいています。次回以降も、肩ひじ張らない交流企画を増やしていきます。

4. Closing: Jagu’e’rの未来 デジタルクラウド人材育成分科会の未来

歓談セッションを挟み、分科会の運営リーダーのNTTデータ株式会社小泉鉄之祐さんから、デジタル・クラウド人材育成分科会の未来と題し、1年ほど運営を取り組んできた所感をまとめて発表いただきました。小泉さんからはJagu’e’rに参画してよかった」、「他の人にもその良さを感じてほしい」、「自分がお世話になった分、他の方の背中を押したい」といったコメントがありました。

 

デジタルクラウド人材育成分科会には3つの参加者がいます。Google Cloud、ユーザー、パートナーです。相互に貢献しあっている場です。Volunteer Sprit をベースとして、Sharing Mutual Contributionが重要とお話しいただきました

(小泉さん発表資料より抜粋)

今回のクリスマススペシャルでは、通常のイベントとは異なるアジェンダで開催いたしました。参加した皆さんが楽しまれていたら幸いです。