【 Jagu’e’r 会員必見】jVoice が誕生!

Jagu’e’rは昨今、急速に会員数が増加し、複数の分科会が新設されています。新規に会員登録いただく方のなかには、Jagu’e’rが初めての社外コミュニティであり、どのようなトーン・マナーでふるまったらよいのか、不安な気持ちを抱えて参加される方も少なくありません。Jagu’e’r が新しい会員をますます受け入れていくうえで、そのような新会員が Jagu’e’r での心理的安全性を感じながら活動を始めるためのフォローが重要となってきています。

一方、現状では新しい会員が声を上げることが難しい状況があります。それというのも、Jagu’e’r におけるコミュニケーションは、Slack に集約されています。Jagu’e’r 会員は分科会へ登録し、それぞれの分科会専用の Slack チャネルへ招待されます。分科会へ登録する以前に、どの分科会へ登録すべきか、どのようなトピックをそれぞれの分科会で扱っているのか、などの概要はメールや公式 HP で周知されています。一方で、新会員からすると、各分科会の活動の詳細まで把握することは困難であり、自身の興味とマッチするのか、また各分科会で活躍するメンバーの人柄が気になる方も少なくないと思われます。分科会へ登録する以前に、そのような相談ができる場が限られています。

二点目として、すでに分科会に参加しているメンバーからも、どんどん声を上げてもらう仕組みが重要となっています。分科会の運営に関する意見や改善提案などは、各分科会運営メンバーで取りまとめてアクションにつなげてもらっています。一方で、 Jagu’e’r の運営は非業務のボランティアとして関わっている会員がほとんどです。したがって、すべての分科会における運営が常に十分なパワーで実施されることは期待されていません。そのような観点から、各分科会における運営メンバーに拾いきれない疑問や課題感があったとしても、有志によるユーザ会の活動としてはやむを得ないものと理解されています。

三点目として、一つの分科会に限らず 、Jagu’e’r の運営や分科会を横断した仕組みに関する意見・提案を提供できるパスが明確に存在していないことが挙げられます。これまでは、創設者を含めた Googler 数名と、 Jagu’e’r Evangelist が Jagu’e’r 会員の熱量ある取り組みを注視してきました。 Jagu’e’r 会員から提案された企画で実現された仕組みは複数存在し、 Jagu’e’r Evangelist 制度や jThanks といった仕組みがその一例です。これからも Jagu’e’r 会員からの改善提案は、 Jagu’e’r の運営へ反映されます。しかし Jagu’e’r Evangelist の創設を経ても既存の体制では、1,900名を超える会員と20を超える分科会を隅から隅までを把握することは困難であることが分かってきました。そこで、Jagu’e’r 会員から直接、 Jagu’e’r の運営に関する意見や提案を伝えてもらう仕組みが重要です。

そのような課題意識から生まれた仕組みが jVoice です。jVoice は目安箱を念頭に発案されました。目安箱とは、江戸時代に時の8代将軍であった、徳川吉宗が人々の困り事や不満を投書させるために設置した箱のことです。目安箱のおかげで人々の悩みや困り事が明確にされ、幕府の様々な施策に繋がったとされています。江戸の火事に備えた町火消の整理や、幕府が江戸に設けた無料の医療施設である小石川養生所の設置がその一例であるとされています。当時の目安箱と同様に、 Jagu’e’r でも広く声を募る仕組みを導入することにより、 Jagu’e’r 会員の意見や困り事を Jagu’e’r や各分科会の運営に速やかに反映していくことを狙っています。また困り事の投書に際しては記名式で投稿いただくため、個別の困り事サポートも可能です。

jVoice へ投稿された内容は、Jagu’e’r Evanlgelist 及び Jagu’e’r Leaders に直接届けられます。Jagu’e’r Evangelist とJagu’e’r Leaders が閲覧できる Slack プライベートチャネルに投稿内容が随時通知され、スプレッドシート上で記録されています。個別の投稿内容は Jagu’e’r Evangelist 週次定例にて読み合わせののち、具体的なアクションと優先度が議論されます。緊急を要する対応については、即座に関係者へ連携されるほか、優先度が一定以上の事項に関しては、週次で開催される Jagu’e’r Evangelist 定例にてトラッキングされる仕組みです。

jVoice は、本日より Jagu’e’r 会員であれば誰でも投稿可能です。Jagu’e’r 会員は下記の投稿用 Form から、質問・疑問・困っていることや運営に関する意見を投稿いただけます。ぜひご活用ください。

 

jVoice 投稿用 Form

 

FAQ

jVoice の投稿内容について

Q 具体的に、どのような内容を jVoice へ投稿してもよいですか?

A  Jagu’e’r に関連するトピックであれば、幅広く投稿可能です。jVoice 設置時点で想定している投稿内容は以下の通りです。(下記トピック以外でも、Jagu’e’r 関連であれば投稿可能です)

分科会への登録関連

  • ○○分科会が気になっているのだが、具体的な活動内容が分からない。
  • ○○のようなことをやりたいが、Jagu’e’rの既存分科会でカバーされているか。どの分科会へ参加すればよいか。
  • ○○分科会への参加方法が分からない。

分科会運営関連

  • ○○分科会の運営を見ていて、○○をもっと××にしたほうが良いと思う。誰に相談したらよいか。
  • ○○分科会と××分科会でシナジーが期待されるが、分科会コラボ企画はどうか。

Jagu’e’r 運営関連

  • 社外の○○社に属する知人へ Jagu’e’r を紹介したいのだが、どのようなステップで紹介するのが適切か。
  • Jagu’e’rの活動に魅力を感じているので、私ももっと運営に携わってみたい。もっと○○のようなことをやってみてはどうか。

 

Q jVoice が対象としない投稿内容について教えてください。

A jVoice は、 Jagu’e’r や分科会に関する投稿を受け付けます。そのため、 Jagu’e’r や分科会活動へ直接関連がない投稿はご遠慮ください。目安箱で対象としないテーマ例は以下の通りです。

  • Google Cloud 製品・サービスの利用方法に関する質問・相談
    • 貴社の Google Cloud 担当営業様へご相談ください
  • 自社製品の営業・宣伝のご相談
  • Jagu’e’r 会員間での個人的なトラブルのご相談 等

 

jVoice における個人情報の取り扱い

Q jVoice への投稿は、匿名でも可能ですか。

A 個別のお困り事に対しても適切に対応するため、原則として匿名での投稿は受け付けていません。なお Jagu’e’r は心理的安全性の確保を重視しており、 jVoice への投稿内容に基づいて投稿者及び関連個人へ差別的な待遇は一切ありませんので、ご安心ください。また投稿内容は、Jagu’e’r Evangelist、Jagu’e’r Leaders 及びその他必要と判断された最小限の会員のみへ共有されます。

 

Q jVoice へ投稿された内容を閲覧可能なメンバーについて教えてください。

A 投稿内容の閲覧者は原則として、以下に限ります。

Jagu’e’r Evangelist / Jagu’e’r Leader / コミッティ / アンバサダー

ただし、上記メンバーに加えて、当該事象の解決に協力が必要と思われるメンバーに対して、必要最小限の範囲で開示される場合があります。その場合は投稿者や関連個人の匿名化等を通して、必要最小限の情報に限り共有します。

 

投稿にあたって

Q Slack 上の #random チャネルとの使い分けについて教えてください。

A  #random チャネルは Jagu’e’r 会員が広く、自由に投稿できます。 Jagu’e’r における困り事を、Slack 上における #random チャネルに書き込んでいただいても構いません。一方で、#random は Jagu’e’r 全会員が閲覧可能であるため、#random への投稿を躊躇される場合には jVoice をご利用ください。

 

Q 投稿してから、どの程度の期間で連絡いただけますか。

A 多岐にわたる投稿内容が想定されるため、投稿内容に準じます。急ぎの場合は、その旨を記載ください。一週間以内を目途にご連絡しますが、ボランティアベースの活動となるため、ご連絡までお時間をいただく場合がございます。

 

Q 投稿内容に関する連絡は、どのようなチャネルで返信されますか。

A 原則として、Jagu’e’r Evangelist または担当者より Jagu’e’r Slack にて DM します。jVoice 投稿後は Jagu’e’r Slack の通知を有効化のうえ、適宜ご確認お願いします。

(以上)