イベント概要

2021年6月22日に実施されたGoogle Cloud有資格者育成イニシアチブのLT大会の開催レポートをお届けします。

執筆は、アクセンチュアの青柳雅之と横山祐樹が担当しています。

まず、デジタル/クラウド人材育成分科会の坂井さんより、毎度おなじみのGoogle Cloud イニシチアブの説明から始まりました。

簡単に説明すると、GCP資格を取得するためのノウハウを共有する集まりです。

主に2か月に一度の勉強会とSlackでのコミュニケーションの2つの場で情報交換をします。

Jagu’e’r会員の方であればこちらから参加頂けます。ご気軽にどうぞ！

なお、まだJagu’e’r会員でない場合はこちらから可能です。（GCPを利用する法人、もしく法人に属するコミュニティであれば参加可能です。）

他にも多くの分科会があります。こちらをご覧ください。

NEC烏山さんがAssociateとPro資格をすべて取得されたそうです。すごいですね。

（資格バッチをドラゴンボールに見立て、コミュニティ内ではドラゴンボールが全部集まった。と話題になっていました。）

LT本番

ここからはLightning Talkの様子をお届けします。

NTTデータ宮田さんより、クラウド経験ゼロからProfessional Cloud Architect 認定試験に合格した経験談を語って頂きました。内容は勉強方法と試験のワンポイントアドバイスについてです。

実務的な知識はQwikLabsでハンズオンを、教科書的な知識はCoursera＋問題集にて身に着けたそうです。

Courseraはビデオと簡単なテストで構成されたe-Learningサービスです。私も使いましたが、カリキュラムが体系的に整備されており、一通りカリキュラムを進めるだけで試験に必要な最低限の知識が身に付き、なかなか良かったです。

Courseraの申し込みはこちらから実施可能です。(執筆時点では無料。)

試験では、Kubernetesの知識や、サービス知識だけでなくアーキテクチャについて問われることに言及頂きました。

また、試験の一部である事例問題は、模擬試験と同様なので事前に読み込んでおくことが推奨だそうです。なお、公式ページにもあります。（「事例紹介）を参照。）私も読み込んで受験しましたが、文章が長いため時間の節約になりました。

ブレインパッド　安田さんよりProfessional Machine Learning Engineer 認定試験（以降、MLE資格）の合格のための勉強法について語って頂きました。この試験は、情報が少ないので大変参考になりました。

MLE資格では、Google Cloudのサービスだけではなく、AIや機械学習の知識も問われるようです。Google Cloudの勉強だけでは合格は難しそうですね。他の試験と比べて勉強の仕方も違うようです。

参考になるサイト（英語）を教えて頂きました。MLE資格では機械学習の知識が求められるので、そちらの学習サイトはとても参考になります。CourseraのAndrew先生のカリキュラムは、大変分かりやすいので私からもおすすめです。

重要なリンクだけこちらに貼っておきます。個別のリンクはSlack上で共有された資料からご確認ください。

クラウドエースの中の認定試験の受験者のアンケート結果は非常に参考になるものでした。

合格者だけではなく、不合格者の勉強時間情報もありました。勉強時間０でも合格者はいましたが、不合格になった方は確実に勉強時間が０でした。

弊社もドキュメントを読むことを推奨していますが、やはり合格者にはドキュメントを読まれている方が多かったです。

クラウドデジタルリーダーは、新しい資格です。まだ日本ではリリースしていません。廣山さんはベータ版を受験し、その結果待ちとのことですが、貴重な受験体験談を話していただきました。現在、Cloud Digital Leaderの英語版が受験可能になっています。

鈴木さんはマイクロソフトとアクセンチュアで私（青柳）と同僚でした。鈴木さんのほうが先にPCAを取り、ノベルティでもらったリュックを自慢していました。鈴木さんは他のクラウドの認定資格の制度と比較しても、GCPのノベルティが豪華だとコメントされていました。

毎回、各社からの様々なメンバーが合格のための勉強方法や体験を語ってくれます。自社社員の勉強にも役立つ情報も多く、非常に有益です。