開催報告: Sustainability 分科会 第5回Meet Up(2022/9/13)

Sustainability 分科会運営運営の岡田です。

 

本日は記念すべきHybrid開催の日!以下のアジェンダでスタートしました!

メインテーマはフードロスですー。

 

アジェンダ

  1. Sustainability 分科会の概要と New Joiner ご紹介 (岡田) (17時Start予定)
    • メンバー自己紹介
  2. LT:Google Japan フードチームの取組 17:15〜
      施設に関する取組ご紹介 (Ai Shioiriさん)
  3. DISCUSSION:皆でフードロスを中心としたディスカッション
  4. 集合写真&クロージング (5分) (岡田)
    • 事務連絡:今後のテーマについて
  5. オフィスツアー(Ai Shioiriさん)
  6. カクテルパーティー (18時半開始予定)

 

皆様お忙しいので、ゆるゆると参加しながら始まりました!

LT:Google Japan フードチームの取組 

GoogleのFood Teamのから取り組みについて紹介していただきました。

登壇された方のProfile:

 

  • Head of Operations, Japan
  • Googleでは5年の経験、いわゆるレストランの業界(外食業界)では20年以上のキャリアを持っていらっしゃいます

 

Googleでは”cafe”と呼ばれる社員食堂(いわゆる)の他に、バリスタのいるCafe Barや社員に常時飲み物やちょっとした食べ物(おやつやフルーツなどなど)を提供するマイクロキッチンと呼ばれるコミュニティ・スペース(そこに行って誰かと出会い、話が盛り上がる、みらいな場所であったりもする)、その他、お料理教室(シェフやその道のプロが教えてくれます)もやっていたり、かなり多角経営です!

 

毎日2000食、1500杯以上のコーヒー提供など、気持ちよく元気の源を提供するフードチームですが、もちろん、”Sustainability”は重要なテーマ。日々フードロスをはじめとして様々な取り組みをしています。

 

毎日どれくらい出社して食べる人がいるの??

それがわかれば、フードロスは減らせそう!

 

でも、問題が、、、現状のようないわゆるHybridなワーキングスタイル、正確な数を”事前に”掴むのは難しいんです! 当日にならないと、実際にどの程度の人数がオフィスに来るかは分かりません。

 

人数を把握するための取り組みとしては、入り口のGateを通った数で毎日人数を把握しています。(これは、ピッ とゲートでタッチした瞬間、数が上がってきています)

今後の改善余地としては、社員のカレンダー予定をシームレスに連携できれば、もっと精緻な人数が予測できるかも!という意見がありました!(そうですね!!)

その他、Leanpath というトラッカーで、どこでどれだけ出ているかはDashboardで見える化されています。(やっぱりデータが大事ねー)

 

その他の工夫も色々あります。 ww

 

  • レシピコンペ
    • あまりSustainabilityになじんでいないシェフもいる
  • Awarenessをあげる
    • 余ったパンでフレンチトースト、野菜の切れ端でカレー、キッチンクラスでレシピを提供
  • Data Management
    • 今日何人出社しているのか、誰がどこで食べているのか、などに基づいて仕入れにつなげている
  • おにぎり
    • 外部から仕入れるのではなく、キッチンで握る
    • (実際、朝食時には目の前で注文したおにぎりを握ってだしてくれるんですよ、暖かくて美味しいの!)
  • 規格外野菜、賞味期限間近のFoodの仕入れ
    • Community活用

Googleは基本的にブッフェスタイル。これはいつも”たっぷり”あるから召し上がれというスタイルなので、余りを減らすのは通常の一人一人に定食を出したり、大手ファーストフード企業のようなスタイルに比べて極めて難しいそうです。。。

ちなみに、食べる前のもので廃棄になってしまったものはWasteですが、残飯はWasteとは言いません! こちらはゴミになってしまいますが、コンポストにするなどの取り組みをしています。

作りすぎが一番大きなLossと考えられます!

そのためには、出社率は? 天気は? Feedbackを受ける(いいね!人気メニューにする)などやることはたくさん、、そういったお話を聞いて、「奥が深い!」と感じました。

 

Q&Aタイム

Q:一番課題だと思っているところは?

Data Management(2時になったらカラ というのが理想)

食の安全はTop Priorityだが、フレキシブルな対応をしないとFood wasteを無くす!という行動にはつながらない。

蓋をあけちゃったら2日で消費しないといけない、など、Safety Firstになりすぎなのではないか、という意見もありました。(個人的な見解です)

そういう理解を深めるのも大事ですね。

Q:Menu選択してそれを食べるシステム

事前アンケート取っているがおもったようにいっていない、その日の気分で変わるなどなど

 

Q:ぎりぎりで用意した場合に、食べたかったのになくなっちゃったとか満足度が低下することは無いのか?

Google:Googleが出したいものをだしている

食のバラエティ、ビーガン、ベジタブル、アレルギー などで提供している

ピークをつくるように工夫している(お寿司の日、Mexicanの日、などなど)

 

Q:サステナ目線でお店(素材の調達)を選ぶときに、気をつけるべき点って??

大豆ミートは流行っているが、添加物が入っていることがある。

オーナーがどういうミッションやブランドを考えているかが大事なのではないか。

 

Wholefoodは大事なのではないか。地産地消で食べるのがよい。

輸送や製造過程まで見ないといけない。ペットボトルとか洗うコストもかかる

 

Q:全体最適という観点で会社全体の取り組みは?

Globalの認証取ろうとしている(Office全体で取る)

 

Q:Menuについて。いろいろなものに使える材料を使ったMenu開発は?

まだ。

シェフのCreatibilityなども大事にしており、美味しさを追求している。

たくさん乗ってる方がいいという感覚はあるが、皿を小さくするなどの工夫は?

盛り付けについては考えている

作成する料理は、時間帯に寄って変わる

Portion(一人前の量)は、比較的小さめに設定している

実際、コロナでは粉ものなどが、かなり waste になった

自分の仕入れルート以外から仕入れようとしない傾向ある

 

Shintaさんの質疑応答を経て、

  • 「シンタさんの苦労話をテレビ番組にしてくださいw」 >倉田さん
  • 「美味しくないと持続性はなくなり、サステナビリティでは無い」 >吉安さん

などといったコメントがありました。

 

引き続き進化を見守っていきたいですね。

 

皆様の会社での取り組みも是非是非シェアしてください。

コミュニティでの共有、また自分の普段の生活でもFood Wasteが少しでも減る努力をするなどやっていきたいと思いました。

地産地消とかできるところから始めるのは良いことですし、野菜を徹底活用!とか。できそうですね。

 

Google内Office Tourに出発!!そして懇親会!!そして2次会!!!

Ai-san先導で出発!

(金曜日なのに、夕食を食べるGooglerが意外といましたね)

 

35階に移動してお待ちかねの懇親会!

フードロスの回だから、ということではありませんがーー完食!を目指しました。(目標達成!)

 

※追記:いえ、もちろんフードロスのテーマだったので、懇親会で完食は絶対目標でした!

 

懇親会ではニックネームも決めました、次回まだニックネームついていない方は参加してくだね!

 

かおさん!

よねけんさん!

しばけんさん!

さくらこさん!

やっさん!

こみー!

りょーさん!

ふかっち!

たっきー! 

次は11月に再度Hybridで忘年会も兼ねてやりたいーということになっています。

またご案内いたしますです!

 

よろしくおねがいします。

皆様、ご参加ありがとうございました。🎉

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