Sustainability分科会第一回(KickOff)開催しました!
皆様、こんにちは。Sustainability分科会の朱です。
このBlog投稿はSustainability分科会の第一回KickOffの様子を皆様に届けられればと思います。
なぜSustainability分科会に参加したのか?
記念すべきSusttainability分科会当日は、Doodle もアースデイ仕様でした。
何か運命を感じます。Earth Day 2022
最初の自己紹介セッションで、当然ながらなぜSustainability分科会に参加したのか理由が聞かれました。
勿論仕事でSustainabilityやSDGsと関わるメンバーも多いのですが、興味があったり、気候変動について社会貢献をしたいと感じたり、次世代のために何をしてあげられるのか考え始めたり、元々自然が好きな方もいらっしゃるなど、様々な理由で皆様参加されていました。
何しろ、気候変動が我々の日常生活に影響していることは皆様も薄々感じているのではないでしょうか。
そして、Google Cloud Platform(GCP)上で「温室効果ガスの排出量をどう可視化するのか」や「Sustainabilityをどうシステムに作り込むのか」などのノウハウも知りたいですよね!
GCPのSustainability取り組み
Sustainability分科会に参加する前は、GCPがそんなにSustainabilityについて取り組んでいるのか実は知らなかったです。
Google CloudにおけるSustainabilityの取り組み
2007年にGoogleは初めてのカーボンニュートラルの大手会社となり、2017年に100%再生可能エネルギーを使用、また2030年までに24時間365日カーボンフリーエネルギーしか使わないという大きな目標を掲げています。
注:
カーボンニュートラル:温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること
カーボンフリーエネルギー:二酸化炭素を排出しないエネルギーのこと
その目標に向けて、米カリフォルニア州の新オフィスも太陽光発電と地熱発電両方を活用する仕組みになっています。
出所:Google I/O 2021の基調講演の公式動画からキャプチャーしたもの
また、お客さんに向けて、GCPリージョンごとのカーボンフリーエネルギー利用率や二酸化炭素排出原単位を開示したり、Google Cloud Region Pickerによるサスティナブルなリージョンの選択も促進しています。
注:
二酸化炭素排出原単位:一定量の電気をつくる場合のCO2排出量のこと
Active Assist Sustainabilityレコメンデーションによって、放置プロジェクトの検出、再利用、削除に役立つ推奨事項を提示してくれます。
Sustainabilityに貢献するGoogleのソリューション
お客さんもGCPのソリューションを使って色々なSustainabilityを実現しています。
例えば、アメリカの物流大手UPSさんがGCPのデータウェアハウスとマシントレーニングを用いて燃料消費量の削減と業務効率化を達成できました。
イオンリテールさんの「イオンお買い物アプリ」のデータ分析基盤にBigQueryを用いて適切な在庫管理や食品ロスの削減に繋がる惣菜値引きのタイミング調整を行っています。
次に何をやるのか?
分科会の皆さんが検討したいテーマ
- 各社の取り組み状況を知りたい
- カーボン排出量が少ないクラウドサービスはどれなの?
- カーボン排出量が少ないシステムアーキテクチャはどういうもの?
- 各社のカーボン排出量削減目標に基づいたCloudの排出量削減目標をどう設定するの?
- クラウドを使ったらカーボン排出量が本当に減るの?(定量的証跡)
- GCPにSustainabilityの関連機能について改善してもらいたいことは?
第二回のテーマ
次回は5月25日(水)18時〜19時を予定しています。NTTドコモの森谷さまより、NTTドコモ社内のSustainabilityの取り組み状況を共有していただくことになります。
Sustainability Summit
7/12-7/13「Google Cloud Sustainability Summit – Japan」を開催する予定で、ご興味がある方は是非注目してください!
編集後記
朱さん、馬場さんがばっちりなレポートを作成いただきました、ありがとうございます。
こちらにUploadするにあたり、、、どうしても「図」がきれいに入らず、拡大すると荒くなったりして、、、初回こんな感じになってしまいましたがご容赦ください!!
次回楽しみにしております!