金融分科会 年忘れ Meetup #1

去る12月15日に「金融分科会」の記念すべき第1回Meetupが開催されました。初回ながら、いきなり年忘れMeetup!でした。2022年もよろしくお願いします。申し遅れましたが、私分科会運営メンバーの佐古と申します。当日の様子をハイライトでお届けいたします。

 

金融分科会のご紹介

最初にJagu’e’r 金融分科会のご紹介です。以下の要旨で活動を行って参ります。

目的:

  1. 金融業界でクラウドを活用した新しい取り組みを実現するための着想を得る
  2. 業界共通の悩みの解決
  3. Global金融での取り組みの研究

対象者:Jagu’e’r 会員企業(エンドユーザー企業、Googleパートナ企業)

体制:

  • 日本クラウドセキュリティアライアンス 渥美さん(分科会長)
  • みんなの銀行 宮本さん
  • NRI      遠山、松田、佐古
  • Google    松山さん、三木さん、矢口さん、西岡さん、黒須さん、湯浅さん

※金融業界としての分科会は、前段でFISC リファレンス分科会が活動しており、成果としてFISCの「金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準・解説書」第9版令和2年3月版に対応した『金融機関向け「Google Cloud」対応セキュリティリファレンス』が作成されています。

 

当日のアジェンダ

以下のとおり実施しました。参加者は約20名でした。

  • 17:00-17:15 金融分科会へようこそ!(分科会長 渥美俊英さん)
  • 17:15-17:45 「みんなの銀行のサービス開始から半年を少しだけ振り返ってみて」(みんなの銀行 執行役員CIO/ZDF 取締役CIO 宮本政明さん)
  • 17:45-18:10 自己紹介及び分科会でのテーマのディスカッション(3チーム)
  • 18:10-18:30 各チームから発表及びみんなの銀行さんへの質問・回答

 

金融分科会へようこそ!

まずは、分科会長の渥美さんからの開会の挨拶です。渥美さんは2010年の黎明期からクラウドによるIT業界変革の活動に関わっておられ、AWSおよびAzureのFISC安全対策基準対応セキュリティリファレンスの策定にも携わられました。

Google Cloudにおいても、クラウド×金融でイノベーションを引き起こしたい。その想いから分科会長として推進し、今後の活動に対するビジョンと期待を熱く語っていただきました。

 

みんなの銀行のサービス開始から半年を少しだけ振り返ってみて

次に、みんなの銀行の執行役員CIO宮本さん。2021年5月にサービス開始した日本初のデジタルバンクであり、スマートフォンだけで完結する新形態銀行であり、勘定系をクラウド上に構築、銀行基幹システムに求められる可用性を実現するなど、なにかと話題です。

開業からの振り返り、当初の狙い通りデジタルネイティブ世代の獲得、システム構成とアジャイル開発、Google Cloudのアーキテクチャ(DDD/MS化、KafkaとDataflowによるPub/Sub、SpannerとBigQuery)、アプリケーション開発プロセス(スクラム)等についてご講演いただきました。

 

チーム別ブレイクアウトセッション

ここで3チームに分かれて、メンバーの自己紹介、分科会で取り上げたいテーマ、みんなの銀行さんへの質問について、ディスカッションを行いました(ブレイクアウトルーム便利ですね)。今後の分科会の方向性をみんなで決めていく活発な議論がなされました。

私が参加したチームでは、組織的な管理の仕方、パブリッククラウドでの障害対応の共有、Fintechや海外の事例紹介、金融システムならではのセキュリティ要件やガードレールへの対応などがテーマ候補として挙がりました。

 

チーム別発表とみんなの銀行さんへの質問

メインルームに戻って各チームでのディスカッション内容の共有を行いました。各チームともに、Google Cloud×金融で、なにができるのか、なにが足りないのか、どのようなイノベーションを起こせるのか、様々なテーマが発表されました。選りすぐったテーマを今後の分科会で取り上げていきますので、乞うご期待ください。

最後に、質疑応答では、Google Cloudの選定理由、PaaSの選定基準、DevSecOpsとなって何が変わったか、親会社であるふくおかフィナンシャルグループとの競合は?など、多岐にわたる質問への回答を宮本さんから頂きました。従来の開発・基盤・運用の役割がアーキとSREに変化したり、1つのユニットの中でアジャイルに開発していくなど、示唆に富んだお話を伺うことができました。

 

まとめ

金融分科会の初回Meetupとして相応しい、クラウド×金融で何ができるか、クラウドネイティブな取り組みとは何か、非常に刺激を受けた内容でした。

今後も金融分科会は鋭意活動を続けてまいります。運営メンバー、参加者を随時募集中です。みんなで金融業界を盛り上げていきましょう!

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