製造分科会 Meet Up 【第2回】参加レポート
こんにちは、フューチャー株式会社の佐藤和宏です。
2022年6月16日に開催された『製造分科会2回 Meetup』の模様をお届けします。
今回はGoogle渋谷オフィスとオンラインのハイブリッド開催で実施しました。
前回のKickoffで「自己紹介」し、交流ができましたので、今回は『製造でのクラウド活用に関する様々な悩み』をお互い相談しましたので、その内容をお届けしたいと思います。
- 独自ネットワークを引いているため、GCP活用が進まない
- クラウドインターコネクトで本社と繋げる方法、データセンター経由でコストが上がるために工場データはInternetVPNでクラウドに上げる方法と会社によって異なっていました。社内ネットワークはシュリンクし、アイデンティティベースの認証で全てInternet経由にしていく会社もありました。
- 社内アーキ検討会で工場で行いたいことを確認し、接続の仕方を決めている会社もありました。(Shared VPCをOKとするなど)
- GoogleCloudへの接続というよりかは、クラウドへの接続で皆さん困っていましたので、クラウド活用するための一つのハードルですね。
- DBの課題・移行について
- OracleからCloud SQL for PostgreSQLに移行をしていて、移行対象がシンプルであれば実施できるが、難しい移行も出てくるので、社内でできないという意見も出てくる。
- 移行ポイントとしては、プロシージャ、ユーザ定義関数を利用しているかになっている。システム上でOracleの関数を使っているため(ないと動かない)、コーディングをし直す必要があり、影響が大きく、変更できなかったケースもある。Oracle関数など、特有・独自機能を利用しないアプリケーション設計しないといけないですね。
- Oracleだとライセンス問題が出てくるので、できる限りやめることをしている。移行するのではなく、やめる。
- データ移行はOra2Pgなどの移行ツールでできるためハードルは低いが、やはりアプリケーション移行が大変。
次回開催予定
次回は、7月28日(木)18時からの予定となります。
Kickoff・第二回に参加できなかった方も含めて、沢山の方のご参加をお待ちしています。
参加希望の方は、Slackで詳細案内する予定ですので確認ください。
また新規参加者も絶賛募集していますので、こちらから参加登録いただければと思います。