クラウド ネイティブ分科会 Meetup #4

こんにちは、初めまして。クラウドネイティブ分科会運営メンバーの永嶋と申します。

2022年02月25日に開催されたクラウドネイティブ分科会の第4回Meetupの開催レポートになります。遅くなってしまい申し訳ありません!

今回はアンカンファレンス形式で3チームに分かれてディスカッションを行い、大いに盛り上がりました。

この記事ではMeetupでどんなことをやったのかをお伝えしていきたいと思います。

Meetup アジェンダ

  • アンカンファレンスpart1
  • アンカンファレンスpart2
  • オンライン懇親会

アンカンファレンスpart1

1回目のアンカンファレンスでは以下のお題についてディスカッションしました。

  • Team1: Novice(初心者向けインプット)
  • Team2: モダナイズへの道のり
  • Team3: Kubernetes とサーバーレスの使い分け

Team1: Novice(初心者向けインプット)

このNoviceはアンカンファレンス形式ではなかったのですが、分科会オーナーの堤さんがコンテナやKubernetesなどについてクラウドネイティブ初心者向けにインプットをする会でした。

私もここに参加していたのですが、コンテナだけではなくアジャイルやイミュータブルインフラストラクチャについても触れられており、「クラウドネイティブに向けて取り組みを進めていきたいけど具体的にどんな技術に触れていけばいいのかよくわからない」という方のはじめの一歩として非常に充実した内容でした。

Team2: モダナイズへの道のり

「モダナイズ」をキーワードにしてディスカッションがされていました。

そもそも、「モダナイズという言葉はどういう意味で使われているのか?」「何をどのように変えたらモダナイズと言えるのか?」という根源的な話題で盛り上がっていたようです。

Google Cloudを自分たちで使うユーザー側と、お客様向けに導入するベンダー側それぞれの立場からの参加者がいたため、非常に盛り上がったのではないかと思います。

Team3: Kubernetes とサーバーレスの使い分け

Kubernetesとサーバーレスについて、「Google Cloud上ではGKEとそれ以外のサーバーレスを実現するサービスを比較してどのような使い分けるが考えられるか?」についてディスカッションがされていました。

GKEとそれ以外を比較するとGKEは学習や金銭面、人的リソースのコストが高いため、Anthosでハイブリッドに使いたい場合や細かいカスタマイズが必要な場合はGKEがよさそうで、そうでなければ他のサーバレスサービスがよさそうだ、という結論になったようです。

私自身もアーキテクチャを検討するときには、「まずCloud Runで実現できないか?」を考慮するところからスタートすることが多いため、記録を見たときにかなり頷ける箇所が多かったです。

アンカンファレンスpart2

2回目のアンカンファレンスでは以下のお題についてディスカッションしました。

  • Team1: セキュリティ
  • Team2: CI/CD・自動化
  • Team3: 組織文化 / 人材育成

Team1: セキュリティ

Google Cloudでセキュリティを強固にするための取り組みについてディスカッションがされていました。

「セキュリティとアジリティの両立」や、「アプリケーションエンジニアがセキュリティ対策を始めるにはどこから手を付けるのがいいか?」、「具体的にどのようにセキュリティ対策をしているか?」などの話がされていたようです。

私は使ったことがないのですが、ネットワーク制御においてはVPCサービスコントロールが非常に有用らしいです。自分でも調べてみようかと思います。

Team2: CI/CD・自動化

CI/CDや自動化の取り組みについてディスカッションがされていました。

システム的な部分で障害発生時のチケット作成の自動化、のようなことは参加している中でやってる人はいなかったのですが、IaCツールを使ったインフラ構築の自動化やCI/CDパイプラインの構築は皆さん経験があるようでした。

「KubernetesのCDをどう実現しているか?」や「CI/CDパイプラインの知見をチームにどう広めていくか?」などについてディスカッションをしました。

私はここに参加しており、Google Cloudと関係ない話ですが社内のSlackbotを活用した自動化についても触れました。

Team3: 組織文化 / 人材育成

「クラウドネイティブ人材をどう育成していくか」、「どのように組織文化を変革していくか」についてディスカッションがされていました。

まずは学びたい人がすぐに学べる文化を作っていくことが大事のようです。たしかに人から言われるよりも自分から取り組んだほうが身につきますよね。

各メンバーがやっていきたいと思わないと文化は形成されないのでやりたいと思える環境を作っていった結果、有志の社内勉強会が開かれたりしているという成功例の紹介もありました。

オンライン懇親会

アンカンファレンスを通じて参加者同士でのコミュニケーションも活発だったからか、金曜日の夜の懇親会だったからか、非常にディープな話題で大いに盛り上がりました。

残念ですが、懇親会の話題については当日限りです。

次回開催予告

次回のクラウドネイティブ分科会第5回Meetupは04/28 13:00~15:00に開催予定です!

と、本来は予告するはずなのですが、このブログの執筆が大いに遅れてしまい既に終了してしまいました。

第6回Meetupは6月の開催を予定しています。Jagu’e’r会員各位には改めて告知をしますのでお待ち下さい。

また、まだJagu’e’rに参加していないけど興味がある、という方はぜひ次項のリンクにてJagu’e’rおよびクラウドネイティブ分科会へのご参加申し込みをお待ちしております。

最後に

クラウドネイティブ分科会では、今後もおよそ2ヶ月に1回のペースでのMeetupを開催していく予定です。また、Meetup以外にもSlackでの交流も実施しております。

この記事を読んでご興味を持たれた方は、ぜひJagu’e’r への会員申込み & クラウドネイティブ分科会への申込みをお願いします!

最新ポスト