開催報告: 社内人材育成コミュニティ連携イニシアチブ(JACO) 第7回 Meetup(2022/4/25)
こんにちは、アイレット株式会社の又吉佑樹です。
2022年4月25日に開催された社内人材育成コミュニティ連携イニシアチブ(JACO)の第7回 Meetup の開催レポートをお届けします。
今回のMeetupでは、デジタル・クラウド人材育成分科会オーナーでもあるGoogle Cloud Japan のShunsuke Sakai(坂井 俊介)さんがファシリテーターとなり、複数名のグループに分かれテーマに沿って気軽にディスカッションを行う「JACOラウンジ」を開催しました。
過去の Meetup 開催レポートは当分科会のページにリンクがございますのでご覧ください。
デジタル/クラウド人材育成分科会
坂井さんの自己紹介では、運営メンバーからのサプライズで、「運営メンバーが感じる坂井さんのイメージ」をスライドに追記しました。それに対し「嬉しくて涙が出そう」と言ってくれ、そういうところもまた、お父さん的存在とみんなから慕われる所以かもしれませんね。(笑)
そして今回のアジェンダは以下の通りです。
1. Jagu’e’r全体と本イニシアチブの位置付けのご紹介
本セッションの最初は「Jagu’e’rについて」と「デジタル・クライド人材育成分科会について」の位置付けをご紹介致しました。
Jagu’e’rについては、設立して2年弱で、今や登録会員数が1,000名を超え、登録社数が253社におよぶGoogle Cloudのコミュニティです。
デジタル/クラウド人材育成分科会の他にも多数の分科会が存在し、2022年4月時点では15種類の分科会が発足しています。(各分科会の詳細はこちら)
その中でもデジタル・クラウド人材育成分科会は、Google Cloudの資格取得に向けた学習方法をシェアしたり、人材育成を目的としたノウハウなどをシェアしていく場であります。
2. 自己紹介アイスブレーク
今回の参加者内訳はなんと、運営メンバ+ゲスト3名という実にアットホームな会となりました。
全体で一人ずつ自己紹介を終えてからは、参加者皆さんの距離感がギュッと縮まりましたね。(笑)
3. JACOラウンジによるディスカッション
そもそもJACOラウンジとは、複数名のグループに分かれテーマに沿って気軽にディスカッションを行う場です。
今回は、2つのRoomに別れてテーマに沿ったディスカッションの後、全体で発表する流れで進めました。
テーマ決め
最終的には2つのテーマを決めるのですが、まずは各々が話したいテーマ案をスプレッドシート上に出し合うことにしました。
こちらが思いのほか盛り上がりをみせ、沢山のテーマ案が出揃いました↓(拍手)
どれも捨てがたいテーマばかりですが、、、下記の2つに絞りました。
・RoomA:「資格を取っただけのペーパードライバーが実践力を身につけるためには?」
・RoomB:「英語学習方法・・・(特に英会話)」
ディスカッションタイム
私は、RoomA「資格を取っただけのペーパードライバーが実践力を身につけるためには?」に参加しました。
↓のような形でみなさんでGoogleドキュメントを共有しながらディスカッションをしました。
RoomAでは下記のようなディスカッションがされました。
- 先日PCAを取得したが、総学習時間が30-50hほどかかった。人材育成において、社内の他のメンバーへ資格取得をしてもらうにはハードルが高い様に感じる。
- 対象の方のバックグラウンドによっても難易度は異なるかなと。
- AWSのバックグラウンドがあると10数時間でPCAを取得できる場合もある。
- 何がその人にとって嬉しいのか見極める必要があるのでは。
- 報奨金などのニンジンを吊してあげる方法も一理あるかも。
- 5hでACEの要点を学べるオリジナル勉強会(ACE Bootcamp)を社内で作成
- ACE試験ガイドの項目を5hで学べる勉強会コンテンツに凝縮
- リモートワーク環境を活かして、月〜金に毎朝1hずつ開催。キャッチコピーは「通勤時間を学びに変えろ!」
- この形態が忙しい方にも好評で初回は80名が参加。ACE取得者も輩出
- 講義資料&録画動画を社内共有し、いつでも学べる状態に
- コミュニティで学ぶ環境を作った方が良いのでは
- 一人でPCAの勉強をやるのは心が折れる
- 知的好奇心を刺激する仲間を作る
- 小さな勉強会や輪読会をしてみることから始めてはどうか
- アクセンチュアさんのカスケード式トレーニングが活かせるのでは?
- カスケード式は様々な人が混じっているのが良い
- 2-3年のビギナーからインフラスペシャリストまで幅広い
- スペシャリストの凄さを見て、刺激を受けることができる
同じくその頃RoomBでも「英語学習方法・・・(特に英会話)」について白熱したディスカッションが行われていたそうです。(ディスカッションメモから一部抜粋↓)
- 毎日続けられるものを続けることが重要
- 無声音がわかるようになると、リスニングは向上する
- 特にシャドーイングがいい
- 目的や強制力がないと英語は続かない などなど
まとめ
一つの課題においても、企業によって取り組み方はそれぞれ異なっていて、お互いがノウハウをシェアしていく中で、新たな視点や学びを得ることができたと思います。
このように、ノウハウを共有できる「場(プラットフォーム)」を作れるのも、コミュニティのメリットではないでしょうか。
Jagu’e’rは、お互いに助け合いの精神を持って学びを共有していくような素晴らしいコミュニティだと思います。
まだJagu’e’rに加入されてなくご興味がある方、是非一度遊びに来ていただければと思います。
Jagu’e’rの皆さんと一緒に今後も素晴らしい「場」を作っていけたらと思います!
PS. 今回は参加人数と時間の都合上、最初にスプレットシートに出し合ったテーマ案全てを使うことができませんでした。
しかし、当分科会運営リーダーの小泉さんから「今後使えそうなテーマ案ばかりなので、今回話せなかったテーマ案についても、次回どこかでネタにしてみましょう」という名案が出ましたので、次回どこかのディスカッションネタとして使っていきたいと思います。乞うご期待(笑)
こちらで開催レポートは以上となります。
引き続きデジタル・クラウド人材育成分科会を宜しくお願いいたします。
最後に、おなじみのJagu’e’r ポーズでの記念写真!(ガオーー!)
アイレット株式会社 又吉