開催報告:エネルギー分科会#1【活動開始!】

5月12日(金)に、2023年より発足した”Jagu’e’rエネルギー分科会”の第1回MeetUpに開催しましたので、本イベントの内容をチラッとご紹介します。

本MeetUpでは、エネルギー分科会の第1回イベントとして、運営責任者から分科会発足の経緯・思いや、今後の展望を参加者の皆様と共有しました。

 

またエネルギー・テクノロジーの有識者の方々に、LT(ライトニングトーク)形式で所属企業様の知見や取組事例を発表いただき、第1回イベントからとても有意義なイベントとなりました。

アジェンダ

 

 

当日の雰囲気

本MeetUpはフューチャー株式会社のThinkPark Towerオフィス(東京都品川区大崎2丁目)とオンライン(Google Meet)のハイブリット形式で開催されました。(イベント開催前の会場の様子)

会場の風景

 

 

第1回イベントから総勢30名以上の皆様にご参加いただき、オフライン・オンラインとも盛り上がりを見せました。

 

運営はフューチャー株式会社の若手メンバーで準備したのですが、イベント運営に不慣れで、1ヶ月以上もバタバタしてしまいましたが、無事当日を迎えることができました。

エネルギー分科会について

分科会運営責任者であるフューチャー株式会社の住健太さんより、エネルギー業界に対する思いと分科会を通して実施したいことを発表いただきました。

 

エネルギーは我々の生活(産業)の礎であり、脱炭素や分散型モデルなど変化があるなか、ここに、テクノロジーを上手く組合せていくことで、日本を元気にしていくことができるのではないか。

そのために、エネルギーに関わる様々なテクノロジーの取り組み事例の共有のみならず、逆に、テクノロジーカットから、エネルギーに関連する領域への適用案の共有や提言、他の領域への展開なども含め、幅広く、交流・意見交換ができる場とし、新しいことにチャレンジするキッカケとできないか。

そのための一歩を踏み出すとのことで、今後の取り組みにも注目です。

LT エネルギー分科会について(フューチャー株式会社 住健太)

 

 

LT:エネルギー×AIの可能性

DataRobotの笹口さんより、エネルギー×AIの重要性・実現できること・取り組み事例を発表いただきました。

 

DataRobotの推測では、今後エネルギー業界のトレンドを踏まえると、デジタル・AI活用の需要が高まる一方、AI人材の不足が懸念されるそうです。

 

そのため取り組み事例では、業務部門人材へのAI基礎セミナーや、AI活用に向けたAI業界特化テーマ・データ準備勉強会など、AIの専門家だけでなく、業務部門人材に対してスキルアップを目的とした実例を紹介いただきました。

 

単に、座学に留まらず、課題解決のなかで、いかに人を育てることまでを考えるか、それを継続させることで、エネルギー業界のAI活用を促進させることができるとのお話でした。

 

また、質疑のなかでは、なんでも闇雲にデータを取得するのではなく、まず、そのデータを取得ことによるビジネスインパクトの大小や結果、その後のアクションなどを想定できるかを考えることが重要となってくるなど、データ活用を考える上でのポイントなども議論されました。

LT:エネルギー×AIの可能性(DataRobot 笹口和秀)

 

 

LT:大阪ガスのデータ活用の取り組みについて

大阪ガス株式会社の岡村さんより、データ活用の取り組み事例・カーボンニュートラルのビジョンを発表いただきました。

 

大阪ガスの内部組織であるビジネスアナリシスセンター(以下、BAC)が取り組むデータ活用事例や、活用テーマのジャンル別整理(攻守×領域)も併せてご紹介いただきました。

そのなかで、数学とITを融合して、ビジネス価値を創造する考え方には、大きな学びがありました。

あるビジネス課題への解決アプローチをその課題に留めることなく、他課題についても特徴を整理・ジャンル分けを行うことで、解決アプローチを類似ジャンルの課題へスケールしていくこと。

また、現場ならではのノウハウと数理工学をのハイブリットで進めたプロジェクト事例など、大阪ガス様の取組事例を十分にご説明いただきました。 同業界では、類似の課題を抱えているケースがよくあるため、解決アプローチ・取組事例は今後エネルギー業界でのデータ活用と、その推進を検討する上での学びとなりました。

LT:大阪ガスのデータ活用の取り組みについて(大阪ガス株式会社 岡村智仁)

 

 

懇親会の雰囲気

LT後にはお決まりのJagu’e’rポーズ(本記事サムネイル)で閉会し、懇親会に移行しました。

最初は、たどたどしいところもありましたが、皆さん、直ぐに打ち解け、世間話から、お互いの取り組んでいることや、考えていることの意見交換など、親密な交流が行われました。

 

 

今後のエネルギー分科会開催情報

エネルギー分科会は四半期に1回程度のMeetUp定期開催を目標に、エネルギー業界の近況やエネルギー×テクノロジーの取組事例共有など、”日本を元気に”するための交流を広げていきます。

 

また他Jagu’e’r分科会や、外部コミュニティ・イベントとも積極的にコラボし、エネルギー分科会に閉じない広い交流をしていきたいと思います。

 

最後に、エネルギー分科会に興味ある方はぜひ、分科会の参加や運営など一緒に盛り上げていきましょう。

運営やLT、イベントに参加いただける方はこちら Googleフォーム

協力

  • LT 笹口和秀(DataRobot)
  • LT 岡村智仁(大阪ガス株式会社)
  • 運営 住健太、久保樹礼、富山龍之介、片岡久人

※このブログに掲載している内容は参加者個人の見解であり、その組織を代表するものではありません。