Jagu’e’r はじめてラウンジ 第2回 & 第3回 Meetup 報告
みなさんこんにちは。
ちょっと時間が空いてしまいましたが、6 月 1 日に開催した はじめてラウンジ 第 2 回 オンライン Meetup、そして、7月14日 に 初の オンサイト+リモートでの ハイブリッド開催 となった第 3 回 Meetup の様子をレポートしたいと思います。
はじめてラウンジでは、初回の Meetup そして、はじめてラウンジの参加申し込みの際に記載いただいた参加者の皆さんの声を踏まえて、以下の 2 つのテーマを軸に、Meetup を開催していくこととしました。
- Google Cloud のサービスを改めて基礎から知ってみる
- Jugu’e’r 各分科会の紹介をしてもらおう
そして、Meetup 、Slack を通して、 「最短距離」 でJagu’e’r の活動、Google Cloud の利用を身近なものにしていっていただきたいと思っています。
第 2 回 Meetup (2023 / 06 / 01 18:00 – オンライン)
第 2 回 Meetup は、20名ほどの皆さまに参加をいただきました。そして、ラウンジメニュー(アジェンダ)はこのようなラインナップとなりました。
まず、はじめに始めて参加という方も多かったので、第 1 回 Meetup のカジュアル ラウンドテーブルの内容も踏まえて、あらためて今後の活動についての共有を行いました。
カジュアル ラウンドテーブルのサマリーについては、 第 1 回 Meetup 報告 をご覧ください。
あらためて Google Cloud のサービスって?#1 インフラ・ネットワーク編
そして、メニュー 2 として、 あらためて Google Cloud のサービスって? の第 1 弾 として #1 インフラ・ネットワーク編 を僭越ながら 私 Google Cloud の栃沢(Tocchy)からお話しさせていただきました。
私はパートナー様をご支援するエンジニアロールであることから、Google Cloud のサービスのポートフォリオなどをお話しすることは多いのですが、サービスの位置付けから聞きたい、というお声もあったので、サービスのポートフォリオや Cloud Migration Juourney などのお話から今回のメインテーマでもある Infrastructure Modernization(インフラストラクチャの近代化:いかにクラウドのメリットを活かしてシステム基盤を移行するか) のお話に入っていきました。
Infrastructure Modernization のメリットを語る上では、Google そして、Google Cloud を支えるネットワークやデータセンターについてのあり方は外せません。
その上で、実際にエンタープライズ企業が必ず利用する 仮想ネットワークである VPC、Cloud Load balancing を例に、Google Cloud のネットワークを利用するメリットを他のクラウドサービスとの違いを踏まえて、お話をしました。
ネットワーク周りはそれだけでも何時間でも話ができてしまうほど奥が深いわけですが、やはり使ってみると可用性の担保やネットワーク設計の柔軟性と言ったところを実感できる部分で、セッション中、Jagu’e’r 先輩の皆さんはざわざわ盛り上がっていただいていました。
そして、Google の独自インフラだからこそ実現できるコンピューティングリソースに対する ライブマイグレーションの実現も抑えておきたいポイントです。基本的に Google Cloud 要件のメンテナンスによって GCE のインスタンスが停止をすることはないように設計がされています。
また、管理者であれば気になるリソース管理の考え方についてもお話ししました。Google Cloud の場合、サービスを展開するいわゆる リソース管理 と 運用するユーザ(Google アカウント)を管理する ID 管理 が分離されており、ID 管理とリソース管理の仕組みを ドメイン を介して紐づけています。これによって複数のプロジェクトを管理する際にもスムーズに環境間の切り替えをしながら運用することが可能となります。
この辺りの仕組みを理解しておくと、運用設計も一段と楽になってくるかなと思います。
どんな分科会? シリーズ #1 AI / ML 分科会
続いて、G-gen 又吉さん(またゆーさん)から、AI / ML 分科会のご紹介をいただきました。
資格のロゴがすごいですね!めちゃめちゃ短期間でこんなに資格取られたんですよ!!どうやって勉強したの??って方は是非またゆーさんをメンションしつつ、Slack で聞いてみてください(笑)
今まさにホットなこの領域ですが、Jagu’e’r でも 4 月に新たな分科会として発足されました!「ROM 専でも大丈夫!」「ハードルは高くないですよ!」という声が、Slack のワイガヤ(※ 各分科会の Meetup 中に参加者の皆さんが自由にコメントを飛ばし合うチャネル)でも上がっていましたー。
ご興味ある方は是非、お気軽に参加してみてください。
また、電通デジタルの福島さんからも ML 女子部のご案内もありました!女子部とありますが、男性も参加OKだそうですよ!!ゆるーく、でもきっと Deep に ML の世界に触れることができると思いますので、こちらも是非注目です。
第 2 回 Meetup ラップアップ
最後は各種告知をして 恒例の Jagu’e’r ポーズ で記念撮影です。
そして、ワイガヤも活発な感じでした (^^) ワイガヤの Post も 200 件を超えていました。
第 3 回 Meetup (2023 / 07 / 14 18:00 – ハイブリッド開催)
つづいて、7 月 14 日に開催した 第 3 回 Meetup は、運営メンバーからも「やっぱり対面でもやりたいよね!」ということで、オンライン、オンサイトのハイブリッド開催として実施することになりました。
会場は、Google 渋谷オフィスで、よりカジュアルに懇親もできるように!ということで、 Beer Bash 形式で開催してみました。
セッション前から、ビールなど飲み物を片手に始まりましたが、初めは少し皆さん緊張気味にスタート(笑)
あらためて Google Cloud のサービスって?#2 データ アナリティクス編
まずは、 あらためて Google Cloud のサービスって? の第 2 弾 として #1 データ アナリティクス編 をGoogle Cloud パートナー エンジニアであり、データ アナリティクス分野のスペシャリスト、Ume-san(梅川)からお話しいただきました。
データ活用に向けた現状の整理として、爆発的なデータの増加に対しては既存のオンプレミス DWH では対応に限界がある点、ステークス ホルダーと分析システムの関係性を通して、サイロ化によるそれぞれの部門担当者から見た課題について解説されていきます。とてもリアリティがあるお話し。。。
そららを踏まえて、洗い出される課題が以下の3つ。
- バッチが終わらないからチューニングしてくれる?
- BI ツール入れたのにつかってもらえない
- 分析したデータを他部門と簡単に共有したい
そして、従来のデータプラットフォーム、DWH の課題として配下が明確になってきているという考察。
リアルタイム分析を求められることも多いですが、実際はまだまだバッチでの処理って多いですよね。そして、時間があまりにもかかると使いたい時に使いたいデータを抽出できないというサイクルに入ってしまうとなかなか活用されづらくなるよね?と改めて実感しました。
こういった課題を解決できるのが、Google Cloud ! ということで、本題に入っていくわけですが。
ここまでの Ume-san の熱いメッセージとウィットに富んだ語り口に、皆さん聞き入ってしまって、「こんなに楽しそうな Ume さんは初めてみたかもしれないw」という声も(笑)
オンサイト、そしてクローズドな中で、エンジンがかかっていたのかなー?
ここからは、Google Cloud が提供する Smart Analytics ソリューションについて、深掘りしながらご紹介。
そして、その中核を担う、BiQuery がなぜ比較的安価に、ペタバイト級のデータまでを高速に処理することができるのか、というところを深掘りしていきます。
Google のインフラストラクチャのメリットがまさに生きていますね。
また、ペタバイト規模のデータをビジネスユーザの方が Excel ライクに利用することができる Connected Sheets と BigQuery の組み合わせ手の利用についてのメリットをデモを交えてご紹介しました。
そして、最後に、今後の注目ポイントとして、BigQuery Omni の利用のポイント、Dataplex による分散データの統一的なデータ管理からセキュリティ、ガバナンス、品質の管理を含めたよりインテリジェントな利用、データウェアハウスとデータレイクの統合を目指した BigLakeなどのご紹介をして Ume-san セッションが締まりました。これだけ濃い内容を短時間に聞けることはなかなかなかったかもしれません。
どんな分科会? シリーズ #2 データ利活用分科会
つづいて、Jagu’e’r エバンジェリストであり、データ利活用分科会もリードされている増森さん(まっすーさん)に分科会のご案内をしていただきました。(あれ、自己紹介スライド、プロフィール写真ではなく、いい感じのイメージ画像〜)
ということで、まずは、”Jagu’e’r と私 “のおはなし。
やはり、きっかけはどんなことでもいいんですね。ってことを再認識できますね。
是非、このブログを読んでいる皆さんも、まずは偶然と、そのご縁を大事に、まずは飛び込んで見ていただくと良いのではないかなと思います!
そして、やはりこのワードは強い!いろんな方とコネクションできる場!ということでもありますね。
そして、最近はいろいろな分科会とのコラボイベントを実施されているので、コラボから生まれる新しい発見もとても楽しみですね。
そして、最後に Jagu’e’r の歩き方のご指南。皆さんそれぞれのやり方を見つけて、コミュニティーの活動をご自身のスキルアップやコネクション、そしてお仕事に活かしていただけるきっかけとしてJagu’e’r という場を活用いただけるのもいいのかなと思います。
皆さんも是非、できそうなことから ”小さな” チャレンジしてみてはいかがでしょう?
After the Meetup
今回も最後は皆さんで Jagu’e’r ポーズ!この日の渋谷オフィスは、Modern App Summit の他、Google Cloud 関連のプライベートなイベントも多くあった日だったため、最後に乱入?(合流)いただいた皆様と一緒にパシャリ!
そして、その後、オフィス組の皆さんはお互いに名刺交換をしたり、情報共有をしたり、オンサイトならではの光景が至る所でみられました!(運営メンバーもはじめてリアルでお会いする方も多かったりしたのでした。)
そのまま運営メンバーおよび参加者の方もご参加の二次会へ。(写真掲載の許可を皆さんにいただきそびれたので、写真なしですいません💦)
引き続き、初心者の皆さんが活動のきっかけを掴めるような企画をしていきたいと思っていますので、「Jagu’e’r はじめてラウンジ」を是非ご活用ください。また、周りに初心者の方がいらっしゃれば、是非一緒にはじめてラウンジへ参加してみていただけるとうれしいです。
(Google Cloud 栃沢 直樹)