クラウド ネイティブ分科会 Meetup #6
こんにちは、クラウドネイティブ分科会運営メンバーの鈴木 (直) です。
2022年06月17日に開催されたクラウドネイティブ分科会の第6回Meetupの開催レポートをお届けします。
今回は4月19日から22日、26日から28日にかけて開催されたGoogle Cloud Dayの振り返り、そして分科会参加者LTの2つの企画を行い、一番多かった時間帯で 30 人ほどで開催できました。
Meetup アジェンダ
- Google Cloud Day振り返り & Deep Dive
- Google Cloud Update
- 参加者LT!
- オンライン懇親会
Google Cloud Day 振り返り & Deep Dive
株式会社 野村総合研究所の米川さん、深津さんに「Google Cloud で成功する、DX 実現のためのアプリケーション モダナイゼーション」セッションを再演いただきました。
Google Cloud Day での講演はこちらからご覧いただけます。
https://cloudonair.withgoogle.com/events/google-cloud-day-digital-22?talk=d2-pl-09
再演にあたって追加されたクラウドネイティブがどう関連しているのかの深掘りを踏まえつつ、アプリケーションモダナイゼーションはどうしたら成功につながるかについてのお話でした。
DORA の研究結果に基づきクラウドを使った開発だけでなく、組織のあり方もあわせて変えることがポイントになってくるという点は、小さい組織で働くことが主な筆者にとってはそんなところまで影響するのかと驚くばかりでした。
Q&A では、モダナイゼーションを始める段階では失敗率の計測をしていなくて自己評価のチェックシートが回答できない企業が多いのではないか、など始める段階で躓きそうな部分に関しての話題で盛り上がりました。
Google Cloud Update
Google の中丸さんから Google Cloud 最新情報をご紹介いただきました。
GA や Public Preview になった各種機能を紹介していただきましたが、今回は特に Google のオープンソースソフトウェアに関する取り組みが印象的でした。
現代の開発では必須になっている OSS ライブラリの
- 複雑に絡み合った依存関係を解析・可視化してくれる Open Source Insights
- 脆弱性スキャンや Google での利用に必要なセキュリティ対策を通過した状態のパッケージをホストする Assured OSS
はどちらもサプライチェーンを守るために非常に強力で、ぜひ利用したくなる魅力的な取り組みでした。
参加者LT!
KINTOテクノロジーズ株式会社の粟田さんが登壇してくださいました。
タイトルは「クラウドネイティブな DBRE」です。
Database Reliability Engineering がどういった立ち位置なのか、なぜ重要なのか、どのように立ち回っていきたいかについてお話しされていました。
スキルもリソースも有限なので自らは専門性により価値を提供しつつ「周りのすべての力を借りる」という点は、ソフトウェアが複雑になり、ビジネスが IT で動くようになった現在では DBRE にとどまらず全ての領域で必須だと感じるものでした。
オンライン懇親会
当分科会では恒例の懇親会も行いました。今回の内容を踏まえつつ、これビジネスになりそうといったお話しなどでとても盛り上がりました。
気になった方はぜひ次回参加してみてください。
次回開催予告
次回のクラウドネイティブ分科会Meetupは8/19 (金) 17:00~18:30に開催予定です。
第7回はLT大会を行います。
LT のお題は「クラウドネイティブに関連しそうな内容なら何でも」です!
持ち時間は1人5分 + 質疑応答タイム3分です。
LTで登壇を希望される方は こちら からお申し込みください。
※応募者多数の場合には運営で選定させていただきますので予めご了承ください。
視聴のみの参加の方は こちら のフォームからお願いいたします。
最後に
クラウドネイティブ分科会では、今後もおよそ2ヶ月に1回のペースでのMeetupを開催していく予定です。
こんな回をやって欲しいなどの要望はいつでも募集しています。
また、Meetup以外にもSlackでの交流も実施しております。
この記事を読んでご興味を持たれた方は、ぜひJagu’e’r への会員申込み & クラウドネイティブ分科会への申込みをお願いします!