企業カルチャーとイノベーションを考える分科会: 運営メンバーBlog リレー第一弾!!

Blogリレー #1 | Entry: Kaho Miyamoto 

 

※掲載された意見はすべて著者個人のものであり、必ずしも Google のものを反映するものではありません

 

こんにちは!👋

きぎょかる分科会オーナー兼運営メンバーのKaho と申します🦄🌈

 

企業カルチャーとイノベーションを考える分科会、 きぎょかるはどんな活動をしているのかを知りたい方、分科会に参加しているもののあまりMeet up に参加できていない方向けにこれまでの活動内容をご紹介します🙏

 

これを読んでいただくと、

 

企業カルチャーとイノベーションを考える分科会が誕生した背景と目的、これまでの活動内容、そしてきぎょかるのこれからを理解いただけます。ぜひ最後までご覧ください!🙇

 

また、本Blog エントリーはシリーズものとして、今後きぎょかるに関わっているメンバーがそれぞれの熱い思いを投稿していきます。お楽しみに!!✨

 

目次: 

  1. 企業カルチャーとイノベーションを考える分科会が生まれた背景
  2. 筆者が企業カルチャーとイノベーションを大切にしているわけ
  3. きぎょかるで取り扱っているトピックと活動内容
  4. きぎょかるのこれから

 

企業カルチャーとイノベーションを考える分科会が生まれた背景

 

いまや「日本の経済成長にはDXが欠かせない」、と叫ばれて久しいのはみなさんにとっても釈迦に説法かと思います。

 

DXといったら、みなさんは何を思い浮かべますか?

データドリブンな意思決定の推進、開発の内製化、高速化、クラウド活用、コミュニケーションツールのアップデートなどなど。

 

どれも正解だと思いますし、その企業にとって、いまDXを実現するための現状とそれに向かうステップはその組織それぞれに、正解があるのではないかと思います。

※本質的には正解などなく、その時に正解だと思う選択肢を決めて進めるだけですが。

 

様々な取りうる手段がありながらも、共通しているのは、DXを実現する手段やツール、そしてそれを活用する組織や人の考え方をアップデートし続け、それらが両輪で回ることが本当の変革への道ではないでしょうか?

 

その考え方や人の行動や働き方をこのVUCAの時代に柔軟にしなやかにアップデートしていくことこそがイノベーションの源泉であり、アップデートされた企業カルチャーはイノベーションを支える基礎だと考えています。

 

先が読めないこの時代、また情報があふれるこの時代にどう考え方をアップデートしていくべきなのか?そんなことをみんなで考えるコミュニティーでありたいと思っています。

 

Google はまだ若い会社ではありますが、様々なイノベーティブなプロダクトを世に送り出し、イノベーションを支えるひと、組織、そしてユニークな人事制度が注目されるようになりました。

 

これまでの研究結果は Google re:Work というウェブサイト上にまとめて公開をされておりだれでもアクセスできますが、内容量も多く、読むだけで腹落ちをするのはまた、難しいことだと思います。

 

Google re:Work は誰でも閲覧できます!!

 

Google がこれまで培ってきた事例や研究結果を紹介しつつ、コミュニティーにご参加いただいた企業の皆さんのイノベーティブな取り組みの実践例、そして変革をすすめている全てのリーダーが現実世界で悩んでいる課題をコミュニティーの中でぶつけ、有用な選択肢を考えていく。そんなコミュニティーが企業カルチャーとイノベーションを考える分科会です。

 

Google の取り組みが必ずしもほかの組織にとってよい選択肢とは限りませんし、その組織、チームにあった、これ!という解を、多様な企業さんからぜひ感じ取ってもらいたいと思っています。

 

企業カルチャーとイノベーションを考える分科会は、10X Innovation Culture ProgramというGoogle として初めて形にした、イノベーションを起こす組織づくりのためのリーダーシッププログラムも考え方のベースとして活用しています。

 

「企業カルチャーは、リーダーだけの責任ではなく、組織に所属する一人ひとりが責任を負うもの」という言葉をきいてから、ずっと大切にしている考え方です。

 

ぜひ、きぎょかるで、これからの時代を生き抜く考え方、働き方、組織のあり方を再考してみませんか?

きぎょかるの入会方法はこのブログの最後に記載しておきますね。

 

筆者が企業カルチャーとイノベーションを大切にしているわけ

 

色々と社会的な背景から今企業カルチャーとイノベーションについて考えることの必要性について語ってきましたが、ここからはもっと個人的なこと、なぜ企業カルチャーとイノベーション、そしてコミュニティに熱狂しているのか、そしてコミュニティーを立ち上げるまでに至ったかをお話させてください。

 

突然ですが、私には人生を通じて成し遂げたいことがあります。それは世界中の弱い立場にある人が、自ら自立し、自らの未来を選び取れる世界にすることです。

 

なぜこんな壮大なゴールを掲げているかという話を事細かくすると1日はかかりそうなので(笑)ここでは詳しいは触れませんが、学生時代に訪れたフィリピンで、強烈な原体験とよべるような体験をし、そこから人生で成し遂げたいことはこれだと確信し、色々紆余曲折を経てきました。

学生時代にフィリピンやインドネシア、インドを中心に様々な場所へ訪れ、フィールドワーク、調査、ホームステイを経験しました。この写真はインドネシアで撮影したものです

 

その道すがら感じたことは2つ。

世界を変えるには、ビジネスの力が必要だということ。

そしてひとりではなく、たくさんのひとが共鳴して初めてかわっていくものなんだということ。

 

そこから、企業が起こすイノベーションに興味が湧き、Google で色んな話をきいているうちに、イノベーションを起こすには企業カルチャーが鍵を握っているのではないかと思うようになり、今日にいたります。

 

そしてもうひとつ。コミュニティについて全く縁遠かった私が、コミュニティドリブンイノベーションが面白いかも?と思ったのは、Jaguerの大ボスである黒須さん(Crossyさん)に出会ってからです。

彼は過去何度もコミュニティの立ち上げ・運営を経験しているその道の先駆者です。コミュニティって何?という状態から、コミュニティって面白そうと思い、実際に運営に入ってみよう!とデータ利活用分科会の運営にJoinしました。

 

そこからあれよあれよとデータ利活用分科会のオーナーとなり、企業カルチャーとイノベーションを考える分科会を立ち上げるまでに至りました。

 

一つ前にご紹介した、10X Innovation Culture Program 内のコミュニティを作りたい!という思いから始まったものですが、せっかくJaguer で活動させてもらうのだから、門戸広く、イノベーションや企業カルチャーに興味のある人と集まりたい、語りたい、有識者から勉強させてもらいたい!という思いが募り、今でも10X Innovation Culture Program を経験していない幅広い皆様にご参加をいただいております。

 

余談ですが、来たる2023年5月下旬に「成功するコミュニティの作り方 〜企業の成長・変革のための実践ガイド〜」(リック・テレコム社)を出版します。Crossyさんとの共著で私はほんの一部だけですが、執筆に参加させていただきました。コミュニティの作り方、魅力についてもっと深く知りたいかたはぜひお手にとってみてください!

👆本の裏表紙の著者写真をGoogle オフィスで撮影しました。左がKaho、右がCrossyさんです。

本書では、著者自ら運営するGoogle Cloudのユーザーコミュニティ「Jagu’e’r(ジャガー)」を例にとり、この問いに強烈なカウンターパンチをかませてくれます。

 

きぎょかるが取り扱っているトピックと活動内容

 

きぎょかるでは、原則月に一回、第二金曜日のランチライム (12:00 – 12:55) の時間を使い、「きぎょかるCoffee Club」というランチMeet up を開催しています✍️

 

きぎょかるコーヒークラブ☕️とは:

Jagu’e’r 企業カルチャーとイノベーションを考える分科会会員が参加可能な、コミュニティイベントです。企業カルチャーについて気軽に話したり、質問ができるカジュアルな場です。メンバーと知り合ったり、日々思っていること等なんでも共有、相談して、それぞれの企業カルチャー変革について前向きに考えていくことをゴールとしています🙌

テーマは基本的に Google re:Work からメンバーが興味のあるトピックを選定し取り上げています。

これまで取り上げたトピックとして、「無意識の偏見の排除」「イノベーション」などがあります。

 

例えば先日開催した「無意識の偏見の排除」のトピックでは、「無意識の偏見」とは何かを簡単にお話ししたあと、実際にみなさんの職場で感じた無意識の偏見と、それにどうアクションをとって行けばいいのかをディスカッションをしました。

ディスカッションと言っても、コミュニティならではのとてもカジュアルでリラックスした空間で、実際のケースを取り上げながら、緩やかにお話しをしています。

 

きぎょかる Coffee Club はこんなグラウンドルールを設けています。

 

・カルチャーに優劣はない

 尊敬と傾聴の姿勢を忘れずに

 どんな文化について話すときも、前向きに議論しよう

「自分だったら…」と考えて、みんなで伴走しよう

 お互いの違いを楽しもう!

 

それってXXだからできるんでしょ、とか、どうせうちにはそんなことはできない、と愚痴を吐き出す場ではなく、こうしたらうまく行くんじゃない?うちだったらこうして取り組んでいるよと情報をシェアしたり、そもそも考えるフレークワークを変えてみたら?なんて話が毎週熱く議論されています。Coffee Club はいつもポジティブで前向きな場所でありたいと願っています。

 

もう一つ気に入っているのは、「カルチャーに優劣はない」ということです。組織カルチャーに正解はないし、そして優劣もありません。こういうカルチャーがいいということではなく、そのカルチャーが制度がたまたまその時代と組織にFit してうまく回っている、という一つの事例です。カルチャーの押し付けはせず、でもベストプラクティスはうまく取り入れて行きたいですね!

 

その場で話したことはその場限りで公開はされません。。なのでみなさんの個人的なお悩みや会社のこと、発言した内容がSNSやこのブログなどに掲載されることはありませんので、どうぞご安心ください。

 

きぎょかるのこれから

 

きぎょかる分科会は、規模の拡大を求めているわけではないのですが、もっと沢山のかたにぜひコミュニティアクティビティにご参加いただき、一つでも多くのことをTake awayとして持ち帰っていただき、組織内で実践いただきたいです。

 

先述した毎月第二金曜に開催しているきぎょかるCoffee Club だけではなく、リアルでも集まれるイベントを企画しております。

 

ありがたいことに、きぎょかるも立ち上げ1年未満で 参加者100 名を突破いたしました👏

100名参加を記念して、Google 渋谷オフィスでちょっとしたリアルイベントを 5月下旬に企画しています。

 

ちょっとでも興味があるかたは、ぜひきぎょかる分科会にご参加いただき、

イベントの方も覗いてみてください。イベントの詳細は分科会専用Slackにてご案内いたしますっ🎉

 

またこの機会に限らず、今後も様々なイベントを開催し、みなさまにとってインサイトフルな会にしていきたいと思っています!

 

きぎょかる入会方法

Jagu’e’r 会員でない方

まずは、Jagu’e’r に入会をお願いいたします。

なお、入会には Google Cloud Japan と NDA が締結されている必要があります。

Jagu’e’r に関する概要及び詳しい入会方法は、こちらの案内をご覧ください。

Jagu’e’r 会員の方

すでに Jagu’e’r 会員の方は、Jagu’e’r HP 分科会ページの企業カルチャーとイノベーションを考える分科会 [登録フォーム] より申請をお願いいたします。

申請をいただき次第、分科会の Slack Channel にご招待させていただきます。

 

 

お知らせ

2020年 11月より Jagu’e’r を立ち上げ、おかげさまで 2,000 名 / 500社を超え、多くの方にご登録をいただいております。誠にありがとうございます。

Jagu’e’rでは、年に2回の Jagu’e’r  Park という分科会の枠を超えたMeetupの活動を実施しております。参加はYoutubeでお気軽に参加できますのでぜひお申し込みください!!