コンサルDEワァオ!誕生について

プロローグ

 昔々、国内の某大手SIerのグループ会社に所属していた僕は、情シスの一員として社内の基幹システムの刷新プロジェクトに関わっていたんだ。
プロジェクトには某ITコンサル会社から数名が派遣されていて、座席の一画を陣取って毎日何やら話し合ってたのを遠目に見ていた。
リプレース計画は超巨大かつ、膨大なカスタマイズ量のため、やはり、スケジュールは当初の予定より、ずるずると遅れていった。

 

 定例の作業進捗報告会で、毎回のように噴出する課題に対して参加していたコンサルチームからは挽回案が出てくる事も無かった。
当時の偉い人が冗談めいて
   「このままいくと基幹システムのライセンスより、コンサルティング料の方が高くなるなぁ」
なんて言ってるのを耳にしたりした。

 

コンサルチームは普段何の仕事をしてるんだろう?僕にはついぞ見えてこなかった。
 そして、三ヵ月間の構築作業を終え、僕がいた基盤チームは解散となり、そのプロジェクトを外れた。
業務停止させない切り替えを行う要件だったので、メンテナンス通知を見る事もなく、その後、プロジェクトが間に合ったのか、どれくらい遅れたのか、とか何も情報はつかめないまま日々は過ぎた

 

ものがたりのはじまりはじまり

スタートボタンのイラスト(オフ)

 

 それから随分と時間が経ち、僕がコンサルをする側の立場になった。
あの時、コンサルチームが何をやってるかわからなかったのは、単に僕の出てた作業進捗報告会で検討内容を議論してないだけで、作業内容が見えなかっただけだったんだと思う。人によっては、日々のストレスから何もやってないってミスリードするのかもしれない。単に現状課題に絞った解決策を出すだけじゃなくって、社内体制をまとめ上げる事も立派なコンサルティングの仕事だと当時の僕は理解していなかった。

 

 ITコンサルタントは、企業の課題解決をIT技術で支援する専門家という定義がある。
専門家である以上、能力が低かったりで悪口を言われるのは仕方がないこと。美味しくない料理店と一緒だ。
でも、例えば、お笑いの専門家である芸人をテレビ見ていて、出てくる全員に爆笑しませんよね?
コンサルタントって定石や正解の無いものを頭使って、磨き上げて、顧客体験を作る、そんな仕事なんじゃないかって思ってきてる。
日進月歩で、どんどん複雑化しているIT技術への経験豊富な専門家としての視点は、AIがどんどん進化していっても引き続き求められると思う。
なので、もっとコンサルの仕事への理解度を深めて発注サイドと専門家との「何をやってるかわからない」の溝がなくなって欲しい。
コンサルとの距離を縮め、コンサルティングの透明性を高める事でIT社会の推進がもっと進むはずなんです!

 

そんなモヤモヤをなんとかしたくて、こんな理念でこの分科会を立ち上げました。

 
運営理念 「社会の発展とコンサルタントの活躍を促進し、より良い未来の共創に貢献するコンサルタントを育成する」

1. コンサルタントへの理解と認知の向上
 - 社会におけるコンサルタントの役割と価値を広く伝え、コンサルティングへの理解と認知を深めます。
 - メディアやイベントを通じて、コンサルタントの多様な専門性と実績を積極的に発信します。
2. コンサルタント同士の横の連携と協働
 - コミュニティやプラットフォームを構築し、コンサルタント同士の情報共有や交流を促進します。
 - 共同プロジェクトや研修プログラムを通じて、コンサルタントのスキルアップと協働を支援します。
 - 業界団体の活動や政策提言を通じて、コンサルティング業界全体の活性化に貢献します。

 

その思いで誰でも気軽に参加してもらえるような楽しさが伝わってくるようなコミュニティ名にしました、とさ。

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